GitHub の Webhook 配信の仕組み

GitHub は失敗した配信を一切リトライせず、記録も 3 日で消えます。それが何を意味するか、署名形式、Node の検証コードを掲載しています。

配信の挙動

プロバイダーの公式ドキュメントから読み取っています(最終確認 2026-08-06)。プロバイダーが数値を示していない項目には、この表も数値を載せていません。

応答期限10 秒

ハンドラーが期限内に応答するか確認する

リトライなし。GitHub は失敗した配信を自動ではリトライしない
打ち切り無効化なし。配信は 3 日間は手動で再配信でき、その後は記録が消える
出典https://docs.github.com/en/webhooks/using-webhooks/best-practices-for-using-webhooks

署名

ドキュメントを読んだだけではなく、テストスイートで裏付けた動作する検証コードで確認しています。最終検証日は 2026-08-20 です。

アルゴリズムHMAC-SHA256
署名対象raw body
エンコードhex
ヘッダーx-hub-signature-256 = sha256=hex
許容範囲適用なし

検証する

JSON としてパースする前の生のリクエストボディを、バイト単位でそのまま使います。フレームワークがペイロードを再シリアライズした時点で、このページのどの方式も検証に失敗します。

const crypto = require("node:crypto");

// x-hub-signature-256: "sha256=" + hex(HMAC-SHA256(secret, raw body))
const expected =
  "sha256=" +
  crypto.createHmac("sha256", webhookSecret).update(rawBody).digest("hex");
const received = Buffer.from(req.headers["x-hub-signature-256"] ?? "");
const wanted = Buffer.from(expected);
// timingSafeEqual throws on a length mismatch, so check that first.
const valid =
  received.length === wanted.length && crypto.timingSafeEqual(received, wanted);

落とし穴

試行は 1 回きりです。この一覧の他の送信元はすべて自動でリトライしますが、GitHub はしません。そのため 30 秒のデプロイの間に届いたイベントは、やり直しの機会なく失われます。Redeliver(再配信)ボタンと Redelivery API は、配信ごとに手動で、3 日間だけ使えます。それを過ぎると記録そのものが消えます。

あわせて読む

AnyHook は、GitHub から受信するエンドポイントの手前に入ります。約 1 秒で応答し、サーバーがダウンしていれば独自のスケジュールでリトライします。すべてのイベントは再送できる状態で保存されます。 変えるのは URL 1 つだけで、コードはそのままです。

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