Linear の Webhook 配信の仕組み

Linear はタイムアウトやリトライの挙動を公表していません。検証済みなのは linear-signature の HMAC-SHA256 形式で、Node の検証コードも掲載しています。

配信の挙動

プロバイダーの公式ドキュメントから読み取っています(最終確認 2026-08-06)。プロバイダーが数値を示していない項目には、この表も数値を載せていません。

応答期限プロバイダーは未公表
リトライプロバイダーは未公表
打ち切りプロバイダーは未公表

署名

ドキュメントを読んだだけではなく、テストスイートで裏付けた動作する検証コードで確認しています。最終検証日は 2026-08-20 です。

アルゴリズムHMAC-SHA256
署名対象raw body
エンコードhex
ヘッダーlinear-signature
許容範囲適用なし

検証する

JSON としてパースする前の生のリクエストボディを、バイト単位でそのまま使います。フレームワークがペイロードを再シリアライズした時点で、このページのどの方式も検証に失敗します。

const crypto = require("node:crypto");

// hex(HMAC-SHA256(webhook secret, raw body))
const expected = crypto
  .createHmac("sha256", webhookSecret) // per webhook, on its detail page
  .update(rawBody)
  .digest("hex");
const received = Buffer.from(req.headers["linear-signature"] ?? "");
const wanted = Buffer.from(expected);
// timingSafeEqual throws on a length mismatch, so check that first.
const valid =
  received.length === wanted.length && crypto.timingSafeEqual(received, wanted);

落とし穴

配信の挙動(タイムアウト、リトライ、無効化)は公表されていません。ペイロードには webhookTimestamp が含まれているので、これを現在時刻と照らし合わせるのが唯一のリプレイ攻撃対策です。署名自体はタイムスタンプを対象にしていないためです。

あわせて読む

AnyHook は、Linear から受信するエンドポイントの手前に入ります。約 1 秒で応答し、サーバーがダウンしていれば独自のスケジュールでリトライします。すべてのイベントは再送できる状態で保存されます。 変えるのは URL 1 つだけで、コードはそのままです。

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